岸選手ヒーローインタビュー
記者:ひやひやものの勝利でした。
岸選手:はい。でも、序盤自分でピンチを作って、そこを粘れたのが大きかったかなと思います。
記者:最後のシーン(2アウト2,3塁)、ダグアウトではどういう風に見ていらっしゃいましたか。
岸選手:いや、もうひやひやです。
記者:甲子園球場のアウェー感というのは、もうとんでもないですね。
岸選手:はい。すごいですね。
記者:46000人以上入ったら迫力ありますか。
岸選手:はい。ものすごくあります。
記者:ちなみに岸選手はちょっと遡りますけど、ルーキーシーズンに甲子園で投げてるんですよね。
岸選手:はい。それはよく覚えてます。
記者:その時は残念ながら、桧山選手、今岡選手にホームラン打たれてますね。
岸選手:はい。しっかり覚えてます。
記者:そういう意味で今日、長らく時空を超えてリベンジできました。
岸選手:そうですね、粘れましたし何よりも藤田選手の守備にもものすごく助けられましたし、嶋選手もよくリードしてくれたなと思います。
記者:中でも藤田選手のファインプレーは本当に勇気づけられましたね。
岸選手:そうですね、あれは本当にこのゲームの中で一番大きかったと思います。
記者:いつもあれぐらい(素晴らしいプレー)は見せてくれますが、でも殊更嬉しいですよね。
岸選手:はい。
記者:勝利に関しては、6月は勝てていませんでした。この勝利は格別ですか。
岸選手:そうですね、交流戦最後の試合っていうのもありましたしその前に3連敗してからの阪神戦だったのでとりあえず勝ち越せたのがよかったと思いますし、よかったです。
記者:チームが移って新しい環境。故郷とはいえ難しいこともある中今日最長イニングを投げることができました。
岸選手:本当、チームが勝てたのでそれが一番です。
記者:しっかりと優勝戦線のトップを走っています。貯金20を支えている実感はありますか。
岸選手:先発陣みんなが頑張っているので、自分もそれに負けないようにと思って仕事をしっかりとしたいなと思ってます。
記者:今日もカーブを含めて岸選手らしいコントロール、素晴らしい投球術、スピード、良かったですね。
岸選手:5回ぐらいからなんですけど、それで流れができたかなと思います。
記者:次は久しぶりの完封など(を狙っていきたいですね)。
岸選手:はい、今日もいきたかったんですけど、また次頑張りたいと思います。
記者:仙台で(完封が)できるといいですか。
岸選手:そうですね。
記者:ナイスピッチングでした。
岸選手:ありがとうございます。