2008/12/18 (木)
チーム

2009年度 新入団選手発表会見

楽天イーグルスは、本日、12月18日(木) に「2009年度 楽天イーグルス 新入団選手発表会見」を行いました。

右上から、森田選手、楠城選手、井坂選手、井上選手、辛島選手
右下から藤原選手、野村監督、中川選手


以下、本日の「新入団選手発表会見」を一部公開します。
楽天イーグルスへ入団した新人選手へ、温かく熱いご声援をよろしくお願いいたします。

2009年 新入団選手一覧

島田亨球団社長

島田亨球団社長 楽天イーグルスは、来季でシーズン5年目になります。
我々はドラフトを非常に大事にし、力を入れて参りまして、良い選手を獲得し育ててきました。
振り返ってみますと、獲得した新人選手の中から必ず活躍してくれる選手が育ち、少しづつチームが強くなってきたという実績があります。
今回、将来活躍が期待出来る選手を獲得でき、この日を迎えることが出来て嬉しく思います。

新入団の選手は、来シーズン、プロとして戦うために、もう一度、基礎を身に付けるために専念して欲しいと思います。
また、来年、野村野球で優勝するという目標を持っていますので、出来ればこの中から活躍してくれる選手が出てきて欲しいと期待しています。
是非、皆様には温かく見守って欲しいと思います。

野村克也監督

野村克也監督 新人選手の補強に関して、島田社長、米田代表、三村部長と「今まではピッチャーを中心に補強していたので、今年は野手を中心にしましょう」と話していたのですが、アマチュア野球の現状もあり、決して方針通りに選手を獲れるものではないので、良い選手であったらポジションを関係なく獲っていきましょうと。(今年、獲得した選手達は)投手が多い傾向になりましたが、それはそれで良いと考えています。

ここにいる新人選手達のことは、まだ実際に見たことがないので、評価はできないのですが、キャンプから見ていき、(時間を費やして育てていく)素材なのか、即戦力なのか見極めていきたい。

今年で(契約の)3年が終わり、島田社長からはあと1年というおまけをいただき、勇退の道を作ってもらいましたので、節目となる5年目の来年こそは答えを出さなければいけないと思っています。仙台のファンは温かくて優しくて、忍耐強いのですが、その思いやりに甘えているわけにはいきません。集大成と言う気持ちで、優勝目指して頑張っていきたいと思います。

以下、記者会見質疑応答
藤原紘通選手
「たくさん勝てるような投手に」と藤原選手
記者:今日、この日を迎えた感想を教えてください。
藤原:ドラフトで指名を受けた時は実感がありませんでしたが、今、この場に立って実感がでてきましたし、凄く嬉しいです。今後、プロとして練習から私生活まで自覚も持って行動したい。
中川:今、この場にいれる事が嬉しいですし、幸せに思います。指名をしていただいた楽天イーグルスの関係者の方々や今まで支えてくれた方に感謝します。
井坂:目標であったプロのスタート地点に立てて、本当に(プロ野球選手になる)実感しています。家族や支えてくれた人達にはプレーで恩返ししたいと改めて思います。
井上:ドラフト指名では実感がありませんでしたが、この場に立ち実感しています。(これからは)今まで支えてくれた人々に感謝の気持ちを持ってプレーしていきたいです。
楠城:今まで協力していただいた方々に感謝の気持ちで一杯です。これからは、プロ野球選手として自覚を持っていきたい。
辛島:実感がなかったのですが、今日、正式に契約してプロ野球選手になる実感がわいてます。
森田:(プロ野球選手は)自分の夢であり、両親の願いでもあったので、幸せで仕方がありません。これからまた頑張ります!
中川大志選手
積極的で元気なプレースタイルが持ち味と中川選手
記者:1年目の目標、将来の目標を聞かせてください。
藤原:1年目は多分、自分のことで精一杯で終わってしまうと思いますが、自分に与えられた役割を果たせるように頑張りたい。将来は大事な試合に任される様な選手になりたいです。
中川:積極的に元気よく自分らしく頑張りたい。将来的にはチームの中心バッターとして活躍したいです。
井坂:開幕一軍で、早く一勝を挙げたいです。経験・実績を積んで、球界のエースと呼ばれたい。
井上:チームの目標であるクライマックスシリーズ出場、リーグ優勝に貢献したい。将来的には一日でも長くプロ野球選手としてプレーしたい。
楠城:一日でも早く一軍に上がり、野村監督の下でプレーしたいです。将来的には一年でも長くプロでプレーがしたいです。
辛島:プロという厳しい世界で戦っていくために体作りをしっかりし、楽天イーグルスの柱になれるように頑張りたい。
森田:育成枠での入団ですので、まずは支配下選手に登録されるように。そこから、一軍に上がれるように一日一日を大切にして努力していきたい。
井坂亮平選手
開幕一軍を目指す井坂選手
記者:目標とする選手、対戦したい選手は?
藤原:目標とする選手は特にいないのですが、沢山勝てるピッチャーになりたい。各球団の代表する打者とは対戦してみたいです。
中川:山崎武司選手のようなホームランバッターになりたいです。対戦してみたい選手というよりは、同世代の選手には絶対に負けたくないです。
井坂:岩隈選手が目標です。対戦したい選手は特にいないですが、どのバッターでも攻めの気持ちで向かっていきたい。
井上:勝てる投手になりたいです。大学の先輩でもあるソフトバンクの小久保さんと戦ってみたいです。
楠城:対戦してみたい選手は特にいませんが、私も大学の先輩である小久保選手が目標です。長打力などプレイヤーとしても魅力的ですが、それ以外の人間として素晴らしい方で、人としてしっかりやっていきたい。
辛島:球界を代表するような左ピッチャーになりたい。各球団の中心打者とは対戦してみたいです。
森田:自分は長打が魅力なので、山崎武司選手みたいな選手になりたいです。一軍のエースクラスのピッチャーと対戦してみたい。
井上雄介選手
「ストレートやコントロールに磨きをかける」と井上選手
記者:野村監督に言葉でご自身をアピールしてください。また野村監督に教わりたいことは?
藤原:セールスポイントは真っ直ぐで押し、コースで打ち取るピッチングスタイルです。今後は真っ直ぐだけでなく、バリエーションを増やす配球術を学びたいです。
中川:長打力を見てほしいです。技術よりも社会人として大切なことを吸収していきたいです。
井坂:ストレート中心のスタイルで変化球を織り交ぜテンポよく打ち取っていくことです。野村監督からは配球やデータ活用の仕方、また人間形成の部分も学んでいきたいです。
井上:カットボール、スライダーが持ち味ですが、今まではこの2つに頼り切っていたので、ストレート、コントロールを磨いていきたい。野村監督が仰ってることを頭に入れるように(理解していけるように)したい。
楠城:セールスポイントは長打、右方向に強い打球を打てるところです。状況での読みであったり、ヤマの張り方などを学びたいです。
辛島:制球力があり、打たせてとるピッチングスタイルが持ち味です。考えて野球することを学びたいです。
森田:長打が持ち味です。野球は打つだけでなく、守って走る部分も大切なので、全てを学びたいです。
野村克也監督
「素質と才能か生かさせる狭間には努力しかない」と新人選手に語りかける野村監督
記者:野村監督へ質問です。今年の新人への期待を教えてください。
野村:子供の頃からプロ野球の選手になりたいという夢を見てきて、今日、スタートラインに立ったわけだけれども、ここが終結点ではなくスタートだと言う認識でキャンプから頑張って欲しい。

スカウトの方が一年間、見てきて、その素質を認められて、交渉し契約に至ったわけです。プロは才能の世界。素質と才能を開花させる狭間には努力しかない。当たり前のことを当たり前にすることがプロ。努力するではなく、努力し続けること。

私は52年間、この世界にいますが、続けることが難しいということをたくさん見てきた。本当のライバルは相手ではない。自分との戦いに勝てなければ次には進めない。まずは自分に勝つことです。

球団公式モバイルサイト「楽天イーグルスモバイル」では、
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「楽天イーグルスTV」では、記者会見の模様をお伝えいたします。
公開予定日は年明けになります。
お楽しみに!
楽天イーグルスTV

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