2020/11/12 (木)
チーム

石井 一久監督 監督就任に関して

石井 一久取締役ゼネラルマネージャー(GM)に、2021シーズンより楽天イーグルス一軍監督に就任いただくこととなりましたので、お知らせいたします。

2021シーズン コーチングスタッフに関して

石井 一久(いしい かずひさ)監督 プロフィール

生年月日 1973年9月9日生(47歳)
出身地 千葉県
投打 左投左打
身長/体重 185cm/100kg
球歴
  • 東京学館浦安高(1991年ドラフト1位)
  • ヤクルトスワローズ[1992~2001年]
  • ロサンゼルス・ドジャース[2002~2004年]
  • ニューヨーク・メッツ[2005年]
  • 東京ヤクルトスワローズ[2006、2007年]
  • 埼玉西武ライオンズ[2008~2013年]
  • 2018年9月 株式会社楽天野球団 取締役ゼネラルマネージャー(GM)就任(現職)

石井 一久監督 就任記者会見

立花 陽三 代表取締役社長 挨拶

本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
2021シーズン、東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍監督に、石井一久さんに就任していただくことが決まりましたことをご報告いたします。
石井さんは約2年2カ月間にわたりゼネラルマネージャーとしてチームを牽引していただきました。来シーズンからはユニフォームを着て、チームを強く成長させていただけたらと考えています。
また、今シーズン一軍監督を務めていただいた三木監督には二軍監督として、2021シーズンチームを牽引いただければと思っています。

石井 一久 監督 挨拶

立花社長から(監督就任の)話を受けて、しっかりやっていこうと思っています。
GMに就任したときから、私の使命はこのチームを常勝チームにすること、また骨太のチームにすることが大事だと肝に銘じてやってきたので、監督になってもそのスタンスは変わらずやっていきたいと思います。
また、楽天イーグルスが東北の皆さんに愛されるだけではなく、愛されながら強いチームを作ることが最終的な私の使命だと思っていますので、しっかり覚悟を持って取り組んでいきたいと思います。
物事の変化をもたらすときに、勇気や覚悟を持つことはすごく大事なことなので、何を言われようがブレずに邁進していくことが大事だと考えています。
このことをこの場で決意表明としてお話したいと思っています。
短期的な勝利ももちろん大事ですが、中期的にも底力をつけて「あのときがあったから今がある」と皆さんに言ってもらえるような、魅力的なチームにしていきたいと思っています。

一問一答

石井監督就任の経緯

立花社長:
11月7日にシーズンが終わりました。そのあとチームの振り返りと反省をしました。
今後どうやったらチームを強くできて、優勝できるかという話の中、11月10日に役員の皆さまとお話をして、石井さんに一軍監督のお願いをしました。
ずっとチームを見てきたこと、選手を知っていること、そして、今まではユニフォームを着ていない形でチームを牽引してくれていましたが、今後はユニフォーム着て石井さんの野球をファンの皆さまに届けられたらということで、お話をさせていただきました。
そして昨日11月11日に石井さん、三木さんに内諾いただきました。

石井監督と話したこと

立花社長:
シーズン中もシーズン後も、自分たちのチームについてずっと話をしてきました。
先程石井監督からは中長期的という話がありましたが、自分達のチームの弱点をつぶしていかないとそう簡単には優勝できない。1つ1つ課題をクリアにして、なんとしてもチームを強く、ファンの方に喜んでいただけるシーズンにしたいという話をさせていただきました。

石井監督に求める監督像について

立花社長:
石井監督のパーソナリティは明るい方なので、そこはブレずに、ただ厳しさも必要だと思いますので、楽しく、かつ厳しく。
今年は1点差で負けるゲームも多かったので、そこを改善できる厳しい野球をやってもらいたいと思っています。

チームの強化について

立花社長:
石井監督には引き続きチーム強化・組閣にも中心で入っていただきたいと考えています。
繰り返しになりますが、チームを中期的にも、短期的にも強くする。全てにおいて彼の力が必要なので、大活躍してほしいと思っています。

石井監督からの回答は

立花社長:
石井監督は、私に口では言いませんが、簡単に受け入れる話ではなかったのではないかなと思っています。かなりの葛藤がある中で今回の決断をしてくれました。
異例ではありますが、まだ(楽天イーグルスは)歴史が深い球団ではないので課題が多い、そういう意味では批判も多いかもしれませんが、立ち止まることなく、新しいスタイルにもチャレンジしながら、その決断に「結果」でお返しできるよう、全員でサポートしたいと思っています。

監督就任について

石井監督:
立花社長もおっしゃったように、チームを勝たせるというのは簡単ではないので、しっかり取り組みたい。今をなんとか乗り越えていかなければ、このチームに歴史ができないと思うので、その一歩をしっかりと踏み出したいと思います。

監督就任への葛藤について

石井監督:
私でいいのかなと思うところもありますし、今年の結果(4位)に対して自分自身反省もあります。
ただ、(来シーズンは監督として)しっかり自分が中心となって、このチームを動かしていくことはしていかないといけないと思っています。

今のチームについて

石井監督:
ポテンシャルはあるチーム。ただ勝負弱いところがあり、今シーズンはそれが出てしまったと思っています。
来シーズンは弱点を克服し、作り替えて骨太のチームにしたいです。

チームづくりのポイントについて

石井監督:
今までのチームの良さもあるので、そこは壊さずに、弱いところを作り直して、いろいろなところに対応できるチームにしたい。打ち勝つだけではなく、守り勝つこともできる野球、チームにバリエーションを持たせることで実現できると考えています。

選手に伝えたいこと

石井監督:
ここ(会見)で伝えることではないので、練習が始まるときにしっかり伝えたいと思います。
今シーズン終わったあとに選手たちの悔しさは目を見てわかりました。私も悔しかったですし、その悔しさを晴らすのは結果しかないので、来年は結果を出し、楽天イーグルスファンの期待に応えたいです。

来シーズンへ意気込みは

石井監督:
とにかく強いチームを作ることが使命だと思いますので、しっかり、ブレずに良いチーム、強いチームを作って、長期的にも骨太のチーム作りをしていきたいです。

楽天イーグルスファンの皆さんへメッセージ

立花社長:
2020シーズンはコロナの中で始まり、難しいシーズンのスタートでした。
その中でも、選手、三木監督はじめコーチ陣もよく準備していただき、シーズンを始めることができました。
振り返ると、我々が思い描いた結果には届きませんでしたが、本当によく戦ってくれたと思います。
2021シーズンも難しいシーズンになると思います。プロ野球だけじゃなく、世界、プロスポーツビジネス全体が大きく変わるのではと感じています。
それでも、今シーズン、プロスポーツ、プロ野球の魅力、ファンの方々がマスクをしてでも楽しんでいただける姿というのは、(来場制限の中で)数は少ないながらも見ることができたと思います。
来シーズンはもっともっと皆さんに楽しんでいただけるシーズンにしたい。そのために頑張ってまいりますので、引き続き、どうか東北楽天ゴールデンイーグルスをサポートいただきたいと思っています。よろしくお願いします。
石井監督:
2013年楽天イーグルスが優勝したとき、自分も見ていました。
プロ野球生活の中でも忘れることのない景色です。
あの盛り上がり、団結力をGMとして就任したときから楽天イーグルスファンの方に見せたいと考えていました。その気持ちがなかったらこの仕事を続けていません。
絶対達成したいです。
あの盛り上がり、団結力をどうしても楽天イーグルスファンの皆さんに、もう一度、二度、三度と見せてあげたいという気持ちでやっています。
そこはブレずにチームを作っていきたいと思います。
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