2018/10/06 (土)
チーム

【2018シーズンホーム主催試合終了】選手からのコメント

10月6日(土)の千葉ロッテ戦をもって、2018シーズンのホームゲームが終了いたしました。
チームは10月13日(土)ZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテ戦を残しておりますが、今シーズンは57勝82敗3分け[10月6日(土)試合終了時点]の成績で、3位だった昨シーズンに続いてのAクラス入りとはなりませんでした。

この悔しさを糧に、来シーズンの飛躍を目指してまいります。
1年間、熱い声援をいただき誠にありがとうございました。

嶋基宏選手、岸孝之選手、銀次選手、則本昂大選手、田中和基選手のコメントを掲載いたします。

嶋基宏選手 コメント

記者:
キャプテンとしてお伺いします。今シーズンを振り返っていかがでしたでしょうか
嶋選手:
非常に苦しいシーズンでした。特にホームでなかなか勝てなくて勢いに乗れなかったので、やっていて非常に苦しかったです。
記者:
ホームで勝てないことに苦しさを感じていたのでしょうか?
嶋選手:
沢山のお客様の前でホームアドバンテージの中で、なかなか勝てないと雰囲気も良くなっていかないですし、ホームで苦しい戦いが続き申し訳ないという気持ちです。
記者:
CSファイナルまで進んだ昨年との違いはどのあたりに感じていますでしょうか。
嶋選手:
昨年は、オールスター前まで非常にチーム状態が良かったのですが、今年は間逆で春のスタートで出遅れると今のパ・リーグでは取り返すのが厳しい状況だと思うので、春先の戦い方をもう少ししっかりしないと上には行けないと思います。
記者:
今シーズン非常に苦しんだ中で、毎試合どんな意識で戦っていましたか。
嶋選手:
やはり勝ちたいですし、出る試合も出ない試合もとにかく勝ちたいです。自分はキャッチャーですので、ピッチャーのために抑えたいという気持ちで毎試合臨んでいました。
記者:
その中でチームとしての課題はどのようなことになるのでしょうか。
嶋選手:
自分は監督ではないのでそこまではわからないですが、他のパ・リーグの上位チームを見ていると、もっと振る力をつけないとなかなか勝っていけないと思います。
抑えるためにはピッチャーのコントロールやウィニングショットをもっともっと磨かないと上位のチームを倒すにはかなり厳しいと思いますので、そこを目標にして秋、春とやっていきたいです。
記者:
キャプテンとして見えてきたチームとしての収穫はどのようなものでしょうか。
嶋選手:
収穫かどうか分からないですが、最下位になって本当に悔しいと思わないと上にはいけないですし、チームが負けて当たり前と思ったり、負け根性がついてしまうとなかなか上にはいけませんので、本気で悔しいと思う気持ちが持てたら収穫だと思います。
記者:
嶋選手個人として今シーズンを振り返ってご自身のプレーはいかがだったでしょうか。
嶋選手:
情けないシーズンでしたね。キャッチャーはチームが勝って認められるポジションだと思っていますので、キャッチャーとして3割30本打ったりするのも大事なのですが、チームとして勝たないとキャッチャーとしては評価されないと思います。
シーズン終わって借金が20以上あるということは、キャッチャーとして評価は非常に低いと思います。
記者:
盗塁阻止率が3割を超えて、守備には手応えがあったのではないでしょうか。
嶋選手:
盗塁阻止率はピッチャーとの共同作業ですので、自分1人の力ではどうしようもできない場面もありますので、ピッチャーと話をしたりクイックや牽制などいろんなパターンをピッチャーが工夫してくれました。それである程度の数字を残せたのではないかと思います。
記者:
今シーズンもピッチャーの球を受けてきた中で、進化を感じた選手はいますか。
嶋選手:
高梨はタフですし、勝っていても、負けていても、競っていても、誰が相手でも臆することなく投げています。今日で69試合ですから、体のタフさが今の楽天イーグルスには欠かせないのかと思います。
記者:
来シーズンに向けて一言お願いします。
嶋選手:
監督が新しくなりますし、自分自身も年齢がだいぶ上の方になりますので、チームとしても個人としてもうひとつ上のレベルになれるように秋、春をやっていきたいと思います。

岸孝之選手 コメント

記者:
ホーム最終戦を終えて、今シーズンを振り返って今の率直な気持ちをお聞かせください。
岸選手:
「星野さんの為に」と始まったシーズンで、結果が最下位でしたので申し訳ない気持ちでいっぱいです。
記者:
その中でも岸選手にとっては充実の1年となったのではないでしょうか。
岸選手:
個人的には、納得のいく数字も残せたと思いますし満足はしていますが、チームとしては全然ダメでしたので素直に喜べないです。
記者:
チームとしてなかなか噛み合わなかったのはどんなところに感じましたか?
岸選手:
それは分からないです。
記者:
個人的な数字としては納得とのことでしたが、岸選手からみてどの数字が良かったでしょうか。
岸選手:
やはり防御率だと思います。他にも最多勝など色々タイトルはありますが、防御率は今年タイトルも取れそうですので、一番だと思います。
記者:
2年連続防御率2点台で、現在リーグトップですが、なぜ防御率で良い数字が残せたと思いますか?
岸選手:
シーズン途中にひざの怪我がありましたが、それ以外は特に体調を崩すことなく元気にやれましたので、一番はそこだと思います。
記者:
今年は解説の方などからも、特にストレートの切れ・コントロールが良いというお話をよく聞きましたが、岸選手から見て具体的にどういったところが良かったのでしょうか?
岸選手:
ストレートで見逃し三振を結構取ることができたのは、今まであまり無かったと思います。嶋のリードでバッターの裏をかくことができましたし、構えたところに投げられたのが良い結果に繋がったと思います。
記者:
ほぼタイトルも確定というところですが、タイトルに関してこれまでの野球人生でどのようなこだわりをもっていますか?
岸選手:
取れたらいいなというくらいです。パ・リーグはとても良い投手がたくさんいますので、その中で何か一つでも一番になれたらいいなと思ってプレーしています。
記者:
今シーズン一年間を通して、岸選手の中で印象に残った試合・手応えを感じた試合はどんな試合でしょうか。
岸選手:
何試合かありますけど、ホーム開幕戦です。チームは負けてしまいましたが、自分としては凄く良い内容でしたし、良いスタートを切れたと思います。また、星野さんの背番号を背負ったプレッシャーの中、しっかりとしたピッチングができたのは凄く良かったのかなと思います。
記者:
今シーズンは完投の試合も多く、1人で投げ抜く試合もありましたが1人でマウンドに立ち続けている時はどんな心境で、相手に向っていたのでしょうか。
岸選手:
投げる時は完投を目指してマウンドに上がっていますので、その中で1週間疲れを残すことなく試合に臨めていましたので、いけるときはいきたいなという気持ちで常に投げていました。
記者:
今シーズンの収穫はありますでしょうか。
岸選手:
特に無いです。ただホームで勝てなかったということが、申し訳ない気持ちです。それだけだと思います。
記者:
来シーズンに向けて、修正しなければいけないところ、課題などはありますでしょうか。
岸選手:
今のところは何も考えてないです。このまま健康で怪我なく1年間をやりきることは常に目標としてあるので、それを達成できたら良いかなと思います。
記者:
一足早いですが、来シーズンの目標をお願いします。
岸選手:
平石監督代行が監督になられるので、平石監督を胴上げできるように、そしてホームゲームでたくさん勝って東北のファンの皆さんをいっぱい喜ばせられるように頑張ります。
記者:
仙台での3年目のシーズンとなりますが、どんな気持ちで来シーズンに臨まれますか?
岸選手:
楽天イーグルスに来た時から言っていましたが、勝って東北のファンの皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります。それだけです。

銀次選手 コメント

記者:
ホーム最終戦が終わって、残り1試合ありますがシーズンを振り返って率直なお気持ちはいかがでしょうか?
銀次選手:
とても残念な気持ちがありますし、悔しい気持ちがとてもあります。ただ、それだけです。
記者:
個人的な成績としては答えづらいかもしれませんが、満足いかない部分もあったと思います。そのあたりはいかがでしょうか?
銀次選手:
満足はいっていないですけど、この経験も将来につながると思って来年含め将来につなげていければいいなと思います。
記者:
シーズン序盤に梨田監督の辞任があり、激動の一年だったと思いますが、チーム全体を振り返ってみていかがでしょうか?
銀次選手:
チームが最下位ということで申し訳ない気持ちがとてもあります。選手みんな悔しい思いで常にやっています。
記者:
平石監督代行が就任されてからの初戦で銀次選手が先制のホームランを放ちました。平石監督代行の初勝利を銀次選手の一発でというところが印象的でした。
銀次選手:
自分でも今年一番印象に残っている試合ですね。これからもそのようなプレーを見せていきたいです。
記者:
平石監督代行のためにという気持ちもあって印象に残った試合だったんでしょうか?
銀次選手:
それはもちろんあると思います。平石監督代行は不安だったと思いますし、その中でも出た一本というのは自分の中でとても思い出に残りました。
記者:
平石監督代行が就任されてからは打順も固定され、積極的な攻撃や熱いプレーが多くなったように思われます。
銀次選手:
平石監督代行から、とにかく元気を出して明るくやれ。ということを常に言われていましたので意識していましたけど、まだまだだと思います。
記者:
ホームゲームで勝てなかったのがなかなか苦しかったと思いますが、その中でも応援してくれた東北のファンの皆さんにはどんな思いですか?
銀次選手:
申し訳ない気持ちがとてもあります。それをしっかり受け入れて来年必ず勝ちたいです。
記者:
今日は多くのお客様が集まっていて、これだけの声援を感じたのは久しぶりだったのでは?
銀次選手:
自分達がもっと勝っていればお客様ももっと入ると思いますし、勝ち続けることが大事だと思います。
記者:
来シーズンも平石監督代行がチームを指揮することが昨日発表になりました。それを受けて改めてどんな想いでしょうか。
銀次選手:
自分が若い時からずっと見てくれている方ですので、もちろん活躍したいと思っています。平石監督代行を胴上げするために本当に死ぬ気で戦っていきたいと思います。
記者:
最後まで応援してくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします。
銀次選手:
今年は最下位に終わりましたが、来年必ず身体と心を鍛えて、明るく元気に熱いプレーを見せますのでまた熱い応援をよろしくお願いします。

則本昂大選手 コメント

記者:
シーズン終えて今の心境はいかがでしょうか?
則本選手:
長かったなというのと、苦しいシーズンでした。
勝てなかったですし、シーズン早々で梨田監督が辞任され、なかなか上手くいかなかったですね。
記者:
則本選手自身どのようなところが良くなかったと感じていらっしゃいますか?
則本選手:
良い試合もありましたけど、悪い時のイメージが強すぎたので、良いイメージをなかなか作れなかったかなと思います。
記者:
今シーズンは開幕前に星野さんのために、という想いも選手の皆さん持っていらっしゃったと思いますし、そのあたりも悔しさのひとつになっているのでしょうか。
則本選手:
そうですね。ただ、どんな理由であろうと勝たないとプロの世界はダメなので結果を残せなかったということは非常に悔しいですね。
記者:
その中で二桁勝利というのをルーキーの頃から続けてこられてますけど、シーズン中意識する部分はあったのでしょうか?
則本選手:
なくはないですけど、自分に勝ちがついてもつかなくてもチームが勝てばそれでいいと思うので、チームが勝たない限りは優勝もないし、その先に自分に勝ちがつけばいいかなという感覚でいます。
記者:
最多奪三振のタイトルについてはどう感じてますか?
則本選手:
タイトルが獲れるということは非常に光栄ですし、嬉しく思います。
正直どうでもいいわけではないですが、それ以外の成績はなかなか上手くはいってないので素直に喜べないです。
記者:
シーズン終盤にお子様が産まれたということで心境の変化や、ご家族のために頑張っていこうという糧になっていたりしますか?
則本選手:
普段の生活が変わるということはありましたけど、試合になってしまえばチームが勝つためにどうするかということしか考えないので。
それ以外の部分でいうと、家族が1人増えるのでしっかりしないといけない、という思いはまた強くなったかと思います。
記者:
シーズン途中から平石監督代行が指揮を執り、平石監督代行の存在はどのようなものでしょうか?
則本選手:
年齢も非常に若いですし、選手に近い存在かと思います。近いからこそ言えることもあるでしょうし、逆に監督から言いやすいこともあるでしょうし、そこはシーズン途中からやっていてコミュニケーションはとりやすいと思います。
来シーズンから正式に新しい監督ということで、新しいチームが出来るんじゃないかと思っています。
記者:
シーズンが終わって一番にやりたいことはありますか?
則本選手:
まずは身体をゆっくり休めて来シーズンまた一年間戦い抜く身体づくりをしたいと思います。

田中和基選手 コメント

記者:
ホーム最終戦、2安打、打点もひとつありました。地元のファンの前で良いプレーを見せられた最終戦だったと思いますがいかがですか。
田中選手:
そうですね。ここ最近仙台で良いプレーを見せれていませんでしたので、何とか勝てて良かったと思います。
記者:
大躍進の一年だったと思いますが、ご自身で振り返ってみていかがですか。
田中選手:
初めてのことばかりで、悔しさ、楽しさ、色々なことが学べた一年だったと思います。
記者:
楽しさという点ではいかがですか。
田中選手:
やはり一番は試合に勝つことです。自分が打てていなくても試合に勝てば楽しいですし、嬉しいと感じます。シーズンを通して試合に勝つことの嬉しさを学びました。
記者:
難しさという点では、どのようなことでしょうか。
田中選手:
バッティングは波もありますが、その中でいい状態を保つというコンディショニングの難しさを感じました。
記者:
とはいいましても、本塁打は二桁に乗りましたし、フォーム改造もありましたが、打つ方の手応えはあったかなと思います。ご自身では今シーズンの打撃をどのようにとらえていらっしゃいますか。
田中選手:
昨年に比べればというのも変な言い方ですが、良い部分も見せられたと思います。そのひとつがホームランです。昨年は凡退していた場面で、良いところを見せようとした結果、今年はホームランという結果がついてくるようになったことが、良かったと思います。
記者:
一番の手応え、収穫といえば、今年の挑戦の中では何を挙げられますか。
田中選手:
多くのイニングに出たことです。昨年も51試合出場しましたが、代走や守備だけの出場でイニング数は多く出ていませんでした。今年は出場試合数もほぼ倍になりましたが、その中で出場イニングは倍以上。計算はしていませんが、昨シーズンの何倍にもなったと思います。多くの時間、試合に出ることができたことが大きな収穫だと思っています。
記者:
出場が増えた意味では、規定打席に到達しましたし、まだシーズンは終わっていませんが新人王争いの候補にも挙がっています。経験という意味では非常に大きなシーズンだったと思いますが。
田中選手:
そうですね。今年規定打席に到達しましたが、一年間通してやってみないと分からないことがあると自分でも思っていましたし、先輩方からも言われていました。今年規定打席に到達していなければ、来シーズンどうすればいいかが分からないままだったと思います。規定打席に到達したことで、直すべきところ、良いところが明確になったことが良かったと思います。
記者:
新人王争いの経験という側面ではどうですか。
田中選手:
大学時代もタイトル争いの経験はありませんでした。タイトル争いのプレッシャーも初めて感じましたし、また期待されているというのは、非常にありがたいと思います。
記者:
技術の面の進歩、変化はどのようにとらえていらっしゃいますか。
田中選手:
そうですね...三振の割合。昨日の試合で3三振してシーズン3桁にのってしまいましたが、三振の割合が減ったことで、昨年であったら三振で終わっていた場面でバットに当てることで内野安打になったり、野手の間をうまく抜けてくれたり、ラッキーな形でのヒットになることもありましたので、進歩といえばこの部分かなと思います。
記者:
今年試合数を経験したことで見えてきた課題という面ではいかがでしょう。
田中選手:
一番きついと感じたのはメンタルの維持だと思っています。打てない試合が続いたりすると、一番打者として試合に出させていただいているので、その最初の打席が凡退に終わると、この試合はヒットが打てないのではと弱気な気持ちになってしまうことも多かったです。そこが一番苦しかったです。
記者:
来シーズンは相手チームからのマークもきつくなり、乗り越えなければならない壁も高くなると思いますが、そこはどのように乗り越えなければいけないと考えていますか。
田中選手:
今シーズンは課題も出てきましたし、難しいことも多いですが、来シーズンは相手チームにも、ファンの皆さんにも、楽天イーグルスのセンターは田中が守っている。それを当たり前と感じてもらえるように頑張ります。
記者:
まだシーズンは終わっていませんが今後に向けて、来シーズンの目標など聞かせてください。
田中選手:
今年は多くの試合に出させていただきました。次の試合に出ると105試合出場になります。来シーズンは、フル出場したいという思いがありますので、それに向けて、怪我をしない体づくりやメンタルの維持に力を入れていきたいと思います。
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