2017/12/19 (火)
チーム

バモス 若鷲!【メキシコウインターリーグ現地レポート第5回】試合日の過ごし方に関して

オラ!(スペイン語で「こんにちは」)
気がつくとすでに12月も後半戦に突入し、フェルナンド選手がチームに合流しはや3週間が過ぎております。もう何だか3ヶ月くらい経っているような気がするほど濃密であっという間の3週間。
今回は具体的にそのフェルナンド選手が試合のある一日をどのように過ごしているのかを潜入取材してみました。

平日はホーム試合開始が20:00なので起きるのもゆっくりめ、だいたい10:00過ぎくらいでしょうか。

朝はヨーグルトやサンドイッチなど簡単のもので朝食をとりながら家族と話をしたり音楽を聴いたりできるリラックスタイムです。
ランチまでの間は日によってはジムで汗を流したり、スーパーに買い出しに行ったり試合後にできないことを済ませる時間です。

スーパーに行くとメキシコは野菜や果物が大変安く、この日はバナナが1キロで11.90ペソ(約70円)という値段に驚いておりました。

お昼は13:00~14:00の間に外食で済ませます。試合後は遅くなるので食べるものの選択肢がほとんどなく、ランチを楽しむことはこちらでプレーする上ではとても重要なポイントです。

マサトランには有り難いことに日本人経営のレストランがあるため、メキシコに来て改めて味噌汁の素晴らしさが実感できているようです。しかも写真はロブスターの頭で出汁をとったスペシャル味噌汁なのでなおさらでしょう。

ランチ後、15:00前後に球場入りし、全体練習前に早出で個人的に身体を動かします。こちらのチームメニューではどうしても練習量が少なくなってしまうため、足りない分は自分で埋めるしかありません。

早出打ちでメキシコのレジェンド「ウルフ・マティーアス」打撃コーチに指導を受ける様子。通訳を付けずに直接コミュニケーションを取れるのもフェルナンド選手ならではです。

練習中ないし練習後にはインタビューを受けることもあります。この日の美女インタビュアーさんの腕にしっかりタトゥーが入っているあたりが、いかにも海外だなと感じさせます。

19:00頃に試合ユニフォームに着替えます。クラブハウス内はまだリラックスムードです。

ロッカーが隣の選手と何やら話しているようす。スプレーのようなものを持っていますが何を話しているのでしょうか。

試合開始30分前になるとスタメンメンバー達を中心におもむろに外野ライン付近に現れ、各々アップを始めます。海外では試合前のシートノックどころかチーム単位でのアップもありません。

とても緩い雰囲気に見えますが、この時間帯あたりから選手たちのスイッチが入り始めます。

試合開始5分ほど前に整列し、スクリーンに国旗が映し出され国歌が流れます。フェルナンド選手はなにやら隣のチームメートの肩に手をかけてますね。

国歌が終わったら守備に付きプレーボールです!!

球場の様子

日本ではありえないこんなメチャクチャな演出があったりしますが、23:00頃に試合が終わります。

試合が終わった後はアイシングをする選手、トレーナーさんにマッサージをしてもらう選手などいますが、基本的にはみんなシャワーを浴びて足早に家路につきます。

ちなみにクラブハウス内には日本では見かけない光景が多々見受けられます。例えば…

可愛らしい選手のお子さんが(遊び疲れて)スヤスヤと寝ているかと思えば、

クーラーによく冷えたアルコールが準備されており、勝っても負けてもみんなで1本、2本飲みながら今日の試合を振り返ることで、家に帰る前に気持ちをリセットするのがラテンの流儀のようです。決してクラブハウスで呑んだくれているわけではありません!

球場を後にする頃には0:00近くになるので、気分と腹加減次第で家で簡単にサンドイッチの日もあれば屋台でタコスの日もあります。

こんな感じで日々頑張っているフェルナンド選手でした!

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