2017/10/10 (火)
チーム

【2017レギュラーシーズン終了】監督・選手からのコメント

10月10日(火)の最終戦をもって、楽天イーグルスの2017レギュラーシーズンが終了しました。
チームは77勝63敗3分の成績でパ・リーグ3位。日本一に輝いた2013シーズン以来、4年ぶりのAクラス入りとなりました。
引き続き、10月14日(土)からメットライフドームで開催される「2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」ファーストステージに挑む楽天イーグルスにも熱いご声援をよろしくお願いいたします。

【2017 ローソンチケット クライマックスシリーズ パ】パブリックビューイング・Rakuten.FM TOHOKU公開生放送を開催!

梨田昌孝監督・嶋基宏選手・銀次選手・岸孝之選手・則本昂大選手・茂木栄五郎選手の試合後のコメントをご紹介します。

梨田昌孝監督 コメント

記者:
今シーズンを振り返っていただけますでしょうか?
梨田監督:
前半は本当に打線が頑張ってくれ、ピッチャーの方は先発がしっかりして、ブルペンもそうですけど、福山が6回を投げられるということでブルペンもしっかりして、早めに5回で継投することもできました。
森原の状態が良くない時にブルペンもバタバタする、あるいは打線もなかなか点が取れないということになりました。
特に8月の半ばから状態が良くなくなってしまい、大きく連敗することによって貯金がどんどん減ってしまい、優勝争いから脱落してしまったことを申し訳ないと思っています。
記者:
一番の収穫は?
梨田監督:
(1年間しっかり)やれるという自信も付いたと思うのですが、ただどこかで(悪い流れに)歯止めをかけなければいけない(ということが課題でした)。その中で、岸が勝てないということがすごく大きかったと思います。
ブルペンの中では高梨が非常に良く投げてくれ、チームを支えてくれました。
記者:
一番の課題、今後に向けてはいかがでしょうか?
梨田監督:
外国人選手に頼ることが多かったです。エンドランやバント、スクイズも含めた細かいこともやらなければ、いつもいつもホームランにばかり期待できないということは痛感しました。
記者:
クライマックスシリーズが始まります。短期決戦はどのように挑んでいきますか?
梨田監督:
下からいく方が気持ち的には楽な部分がありますので、シーズン後半やられていますが、意地を見せて、第1戦は則本選手、第2戦は岸選手ということで、挑んでいきたいなと思っています。
記者:
一番の勝負のカギはどこにありますか?
梨田監督:
初戦を取るということです。

嶋基宏選手 コメント

記者:
シーズン最終戦を勝利で終えて、率直にどのようなお気持ちでしょうか?
嶋選手:
8月までは非常にいい戦いができてましたので、悔いが残るシーズンだったと思います。
記者:
嶋選手にとってはどのようなシーズンでしたでしょうか?
嶋選手:
先ほども話しましたが、8月まではチームとして非常にいい戦いができていましたが、そこからなかなか勝てなくて。いい時もありましたし、悪いときもあったそんな一年でした。
記者:
最後まで緊張感のある試合を続けることができたことについては、どう捉えていますか?
嶋選手:
そこで上に行くには緊張感のあるなかで力を発揮しないといけないので、そういった意味では福岡ソフトバンク、埼玉西武の上に行けなかったということは、そういうこところで勝負が弱かったんだと思います。
記者:
キャプテンとして感じた今年のチームの収穫というと、どんなところでしょうか?
嶋選手:
今まではどちらかといえば、8月くらいには順位が今年もBクラスではないかなというなかで戦いをしていました。今年は最後の最後まで何位になるか分からない、特にAクラス、優勝争い、そういうなかで緊張感を持ってプレーできたことは非常にチームにとって収穫だと思います。
記者:
今シーズンから感じた課題はどんなところでしょうか?
嶋選手:
外国人が打たないと、なかなか点にならなかったのが現状ですので、そこを自分も踏まえて他の選手がどう捉えて、これからのクライマックスシリーズ、そして来シーズンに向けてどう取り組んでいくのかが課題だと思います。
記者:
嶋選手個人の今シーズンの得たものは何でしょうか?
嶋選手:
個人の数字としては胸の張れる数字は一つも無いですし、キャッチャーとしては勝って認められるポジションですので、そういった意味では8月以降6連敗、10連敗、キャッチャーとしては非常に恥ずかしい数字だと思います。
記者:
則本選手、岸選手、美馬選手3本柱がしっかりローテーションを守ってきたわけですが、リードするうえで心掛けてきたことはどんなところでしょうか?
嶋選手:
則本、岸、美馬の3人はチームとしてもある程度勝ちを計算して送り出しているピッチャーですので、そういったなかでなかなか岸が援護に恵まれなかったということで勝ちが伸びなかったです。そのあたりがバッテリーとしてもう少し考えないといけないですし、その他のピッチャーでどれだけ勝ちを拾っていけるかというところが優勝争いをできる、できないの一番の大事なところだと思いますので、その3人以外で来シーズンどれだけ勝ちを拾えるかが課題だと思います。
記者:
則本選手の成長点をどんなところに感じていますか?
嶋選手:
メンタル面ですかね。技術的に球が10km/h速くなったとか、変化球が一つ増えたとかそういうところはないので、メンタル面でピンチになっても粘り強く、気持ちが切れないで投げてくれるようになりました。
1点取られても次の1点をなかなか与えないとう粘り強さが今年の勝ち星であったり、奪三振の記録に繋がったと思います。
記者:
梨田監督は球数が少なくて、四死球も少ないところが素晴らしいと評価しておりましたが、そのあたり嶋選手はどう思いますか?
嶋選手:
球数が少なくて長いイニングを投げれられることに越したことはないですが、球数をかけないといけない場面もありますし、フォアボールも出していい場面もありますので一概にそれだけが全ていいとは限らないと思います。
記者:
これからもっと伸びるためにはどこが必要だと思いますか?
嶋選手:
素晴らしい完成された投手ですので、一番は怪我をしないでチームのために働いてくれることがチームにとってプラスになることだと思います。
記者:
クライマックスシリーズに向けて今のチームの雰囲気はどう感じていますか?
嶋選手:
優勝していればもっと雰囲気は良いと思いますけど、まだこのチームには日本一になるチャンスが残っています。
今までのシーズンとクライマックスシリーズは明らかに雰囲気も違いますし、戦い方も違うと思います。もう一度このクライマックスシリーズまでの3、4日間で気持ちと体をしっかりと仕上げていい戦いができるように、メットライフドームに行きたいと思います。
記者:
1点を争う試合が続くと思いますが、西武打線をどう抑えていきたいという考えはございますか?
嶋選手:
短期決戦ですので、試合内容とか、誰が打った、誰が打たれないということよりも最終的にどちらが勝っていたということが一番大事ですので、9回が終わった時点で1点でも多く相手よりも上にいる、それだけだと思います。そのために何ができるか一人ひとり考えていきたいと思います。
記者:
菊池雄星選手を捕らえないといけないと思いますが、そのあたり攻略はチームとしてどう考えていきたいですか?
嶋選手:
自分がホームランバッターであったら一人で何とかしたいと思うのですが、そういうバッターではないですし、チームとしてどう攻略するかというのはチーム方針もありますので、それを一人ずつどれだけ徹底できるのかということだと思います。
記者:
最後にクライマックスシリーズへの意気込みをファンの皆さんへお願いします。
嶋選手:
1年間温かいご声援ありがとうございました。これからまだ日本一になるチャンスは残っていますし、選手全員気持ち一つにしてクライマックス勝ち上がりますのでファンの皆さんも熱いご声援よろしくお願いいたします。

銀次選手 コメント

記者:
今シーズンを個人として振り返っていかがでしょうか?
銀次選手:
143試合全部の試合に出られたことは自分の中で良かったです。そこが一番良いところだと思います。
記者:
全試合出場は目標にしていましたか?
銀次選手:
怪我なくやることが目標だったので、良かったと思います。
記者:
連戦連戦で疲れもある中で達成した記録だったと思いますが。
銀次選手:
しっかりオフにトレーニングした結果が出たと思います。良いトレーニングができましたね。
記者:
打率は3割近くをマークしました。数字についてはいかがでしょうか?
銀次選手:
3割はここまで難しかったかな、というのは正直思いました。
記者:
8月が少し苦しんだかな、という印象ですが。
銀次選手:
どうしても疲れがそこで出てきたのかなというのは感じたので、来年はそこをどうしたらいいのかを求めてやっていきたいと思います。
記者:
試合に出続けることとの兼ね合いという部分も大きかったですか?
銀次選手:
そうですね。でも、セカンドもやりましたが、いい勉強をさせてもらったし、日々上手くなろうという思いでやっていたのですごく楽しかったです。
記者:
セカンドの経験が新たな刺激を生んだんですね。
銀次選手:
もちろんです。それはすごく大きかったと思います。これからの野球人生につながると思います。
記者:
8月は苦しんだという話がありましたが、ここ数試合、状態が上がってきていますね。
銀次選手:
状態は悪くはないです。ただ、良い時と悪い時がはっきりしているので…。難しいですね、やっぱりバッティングは。
記者:
印象に残っているシーンはありますか?
銀次選手:
いつだろう…。昨日のレフト前へのヒットは、ここ最近では良いバッティングというか、2ストライクからの良いバッティングができました。自分にしかできないバッティングだと思います。
記者:
全試合出場で見えてくるもの、収穫・課題はどのようなところでしょうか?
銀次選手:
気持ちの面で強くなったと思います、自分なりに。気持ちが折れそうになった時もあったのですが、それを乗り越えてAクラスに残ったことは収穫だと思います。
記者:
いよいよクライマックスシリーズですね。クライマックスシリーズへの思いはいかがでしょうか?
銀次選手:
勝つしかないですね。攻めの気持ちで勝ちたいと思います。
記者:
勝敗を分けるポイントはどのあたりだと思いますか?
銀次選手:
取れる時にしっかり点を取る。相手のピッチャーが良いので点が取れるかわからないですが、取れる時に取れればチャンスはあると思います。
記者:
第1戦の先発予想は菊池雄星選手ですが、印象はいかがですか?
銀次選手:
今年誰が見てもいいピッチャーですね。自分たちも結構やられたので。ただ、短期決戦になったらわからないので、しっかり研究して、攻めのバッティングをしたいと思います。
記者:
具体的には。
銀次選手:
入り球のカウント取りのストライクはしっかりスイングできるように準備していきたいです。
記者:
改めて、クライマックスシリーズへの思いをお願いします。
銀次選手:
もう一度ひとつになって東北を盛り上げるためにも、自分はしっかり活躍して、盛り上げたいと思っています。熱い応援をよろしくお願いします。

岸孝之選手 コメント

記者:
セレモニーが終わり、サインボールを投げながらグラウンドを一周して、どのような気分でしたか?
岸選手:
また、次にここでやれるのは日本シリーズになるので、東北に帰ってきて、ファンの皆さんの前で戦いたいなという気持ちがより一層強くなりました。
記者:
レギュラーシーズンを終えて、ホッとした気分はあるのでしょうか?
岸選手:
最初はインフルエンザで、その後に登板回避もありましたが、長期離脱することなく一年間しっかりとやれたかなと思います。
記者:
勝ち星が付かず苦しい終盤でしたが、ご自身の成績をどう評価しますか?
岸選手:
勝ち星に関しては相手もいることなので、うまくいかないときもあるのであまり気にしていません。防御率やイニング数は満足いく数字は残せたかなと思います。
欲を言えば、もう少し勝負どころでの失点を防ぎたかったと思います。
記者:
防御率は2点台でした。キャリアでは4度目で、ここはこだわっていたところですか?
岸選手:
そうですね。もちろん野手も打てる時、打てない時がありますので、自分のピッチングだけを見れば防御率は悪くない数字でしたので、2点台には満足しています。
記者:
7月以降勝ち星が付かなかった時期がありました。その時、ご自身の気持ちをどのように奮い立たせていたのでしょうか?
岸選手:
自分に勝ちが付かなくてもチームが勝ってくれればなと思っていましたが、自分の投げる時に負けていました。それが無ければ2位や優勝が見えたかと思うので、そこはクライマックスシリーズと来年に向けての課題かなと思っています。
記者:
シーズンを通して、1年間ローテーションを守ったことはいかがでしょうか?
岸選手:
久々なのでホッとしてます。
記者:
体調も大きな問題なくここまで来ることができたのでしょうか?
岸選手:
そうですね。そこが一番だと思います。
記者:
移籍して、トレーニングや環境が変わったかと思いますが、新しい発見などはありましたか?
岸選手:
登板前後、コンディショニングコーチにしっかりとケアをしていただいたので、こうして元気な体で一年できたと思います。
記者:
収穫はありましたか?
岸選手:
一年間しっかりとやれたというのが、それだけでも満足です。
記者:
試合後に仙台の街を通って帰っていく時など、地元・仙台に戻ってきたという感覚はありましたか?
岸選手:
スタジアムに来たときは感じましたが、普段はあまり出歩かなかったのでそこまでは無かったです。
記者:
故郷の仙台に帰ってきて、喜びはありましたか?
岸選手:
ホームで1勝しかできなかったのが悔しかったです。
ホームで勝って皆さんと喜び合いたいというのが強くあったので、申し訳ないという気持ちと悔しさがすごくあります。
記者:
日本シリーズで戻ってくればホームで岸選手と勝利で喜び合えると思いますが。
岸選手:
そのためにも、ライオンズ、ホークスをみんなで力を合わせて、勝って戻ってきたいと思っています。
記者:
まず、クライマックスシリーズは古巣ライオンズ戦。どのような気持ちで臨みますか?
岸選手:
内容はともかく、チームが勝てれば何でも良いと思います。
記者:
ライオンズのバッターのどのようなところを警戒していますか?
岸選手:
みんなすごい打者なので。シーズン中、常に言っていた、無駄なランナーをためて、無駄な一発を気をつければ、ゲームを作れるかなと思うので、シーズン中と変わらず、そういう気持ちでやっていきたいと思っています。
記者:
岸選手は短期決戦に強いイメージがありますが、戦い方はどう考えていますか?
岸選手:
初戦、則本選手と菊池雄星選手が投げ合うと思うので、そこでチームが勝って、その勢いに僕も乗れればと思っています。

則本昂大選手 コメント

記者:
レギュラーシーズンがこれで終わりましたが、則本選手にとって今シーズンはどんなシーズンでしたか?
則本選手:
自分としてはキャリアハイの数字を残すことができた部分もあります。ただ、チームとして前半戦を良い形で戦ってきた中で、後半失速してしまい3位という結果なので、そこはすごく悔しい気持ちですね。
記者:
前半戦は快進撃がありました。則本選手、岸選手、美馬選手の3本柱で回していった印象です。
則本選手:
頼りになる先輩2人で僕はそこに乗っかって勢いに乗れていたと思いますし、やはりその2人がいなければこうしてAクラス入りするのも厳しかったかもしれないです。
お互い良い意味でライバル視しながら、シーズン通してやれていたかなと思います。
記者:
ご自身の記録となる8試合連続二桁奪三振という記録を樹立しました。あの頃の心境はいかがでしたか?
則本選手:
開幕して、3試合目から続けてはいましたけど、身体の状態や精神面が充実してきた時期でもあったので、勢いのまま投げていた印象があります。
記者:
その後、チームは失速し悔し涙を流されていましたが、あの頃の気持ちはいかがでしたか?
則本選手:
苦しかったですし、負のスパイラルから抜け出すには選手一人一人の力が無いと抜け出せないですし、そこで「勝ちたい」だとか「勝たないといけない」という気持ちが先走り過ぎて、上手くいっていなかったと思います。
それでもAクラス入り出来たということは僕たちにとってプラスだと思いますし、優勝してから3年間ずっとBクラスだったので、まずはAクラスに入れたことを喜べばいいとは思います。
でも、あの夏場の失速がなければもっと優勝争いして、良い緊張感の中で試合もできたと思いますので来シーズン以降の課題だと思います。
記者:
その中で、自己最多タイの15勝、4シーズン連続の最多奪三振、防御率がキャリアハイということですが、ご自身の数字についてはいかがでしょうか?
則本選手:
良かった部分とそうでない部分というのはやはりあると思いますし、もっともっと勝てたと思います。
今の成績に全く満足はしていないので、満足していない部分をこの後の戦いで出さないように、とにかく自分のできることをやる。今はその気持ちしか無いですね。
記者:
4シーズン連続の最多奪三振の記録は野茂英雄氏以来、三振の数自体も則本選手のキャリアハイだったと思いますがそのタイトルについては。
則本選手:
すごく嬉しいというか光栄ですし、偉大な先輩方と比較をしていただけるのは光栄なので、ありがたいですけど、奪三振はいつも言うように、直接勝ちに繋がるわけではないので、それ以外の数字をもっともっと伸ばしていきたいなと思います。
記者:
今シーズン、則本選手の中で得た収穫を教えてください。
則本選手:
前半戦は本当に勢いだけというか、押すだけのピッチングで向かっていました。後半戦はその中で相手バッターや相手打線と駆け引きし、ゲームメイクしながら投球ができたと思います。
このシーズンの中で2つの投球術というか、二人の自分が見つけられたような気がします。それをもっと磨いていければ良い数字になっていくと思います。
後半戦のように、上手いというか、できるだけ長いイニングを投げられる投球をこれからも増やしていきたいなと思います。
記者:
収穫を得て、クライマックスシリーズということでファーストステージ初戦大事になると思いますがどのような気持ちで臨みますか?
則本選手:
勝つ。それだけだと思うので、下手くそでも泥臭くても勝ちにこだわって勝たないといけないのでチーム全体で勝ちたいと思います。
記者:
当然、あちらもエース菊池雄星選手が来ると思いますが、その辺りの意識はどうでしょうか?
則本選手:
チームが1点しか取れないのであれば0に抑えればいいですし、10点取ってくれるのであれば9点までは取られてもいい。
それくらいの気持ちで、とにかく試合が終わった時に勝っているように、相手が誰であれどこであれ変わらないと思うので、先程も言った通り、勝つことだけを考えて投げたいです。
記者:
則本選手自身、レギュラーシーズン最後の埼玉西武戦で良いピッチングで投げられていたので、良いイメージを持って臨めそうですね。
則本選手:
僕自身も埼玉西武戦は試合数も少ないというのもありましたし、なかなかその試合までは良いイメージがありませんでしたが、自分の中では、こうすれば良いのではないかという部分も少し見えたと思いますので、しっかり出し切れるように臨みます。
記者:
埼玉西武戦に対してどの辺りを抑えなければいけないと思いますか?
則本選手:
どこからでもホームランが出るような打線ですし、後から出てきたバッターもそういうスイングをしてくるので、慎重にいきながらも大胆さも必要だと思います。
そこはバッテリーで感じ取りながらやっていけば大丈夫かと思います。
記者:
恐らく則本選手の意識は無いと思いますが、埼玉西武は炎獅子(えんじし)の赤いユニフォームで臨んでくる予定です。対するイーグルスは8戦全敗という中ですがその辺りはいかがでしょうか?
則本選手:
埼玉西武の良い時期と自分達の良くなかった時期が、たまたまその時期だったとは思うのでそんなに深く考えたことは無いです。
僕たちは僕たちの野球をやれば勝ちに近づけると思いますし、一生懸命やるだけだと思います。
記者:
最後になりますがクライマックスシリーズのファーストステージ初戦に向けての意気込みを。
則本選手:
勝つ、それだけです。

茂木栄五郎選手 コメント

記者:
最終戦は4安打、あとはホームランが出ればサイクルヒットでしたが、最後の打席は狙っていましたか?
茂木選手:
はい、4打席目だけは(ホームランを)狙って打席に入りました。
記者:
最終戦としてはいい形で締めくくれたのではないでしょうか?
茂木選手:
いい形で終わることができたので、この勢いをこのままクライマックスシリーズに繋げられるようにしっかり調整していきたいです。
記者:
今シーズンを振り返ってみて、どのようなシーズンでしたか?
茂木選手:
前半と後半で全く違うような結果でした。前半は自分でもびっくりするくらいの成績が残せてすごく良かったのですが、怪我をしてからはチームの状態も良くなくなってしまい、僕が戻ってからも、僕自身もチーム自体も苦しい状況だったので、前半の流れでそのままいければ良かったのですが。
まずは1シーズン通して、チームとしても、個人としても(好不調の)波が少ないような、ずっと勝ち続けていられるようなチーム・選手にならないといけないと感じました。
記者:
ホームランは17本。シーズンが始まる前に長打へのこだわりという話もあったかと思うのですが、個人の成績という点では手応えはあったのではないでしょうか?
茂木選手:
昨シーズンよりは間違いなくレベルは上がったのかな感じる部分と、序盤良かっただけに、ずっと試合に出続けていたらもう少しいい成績が残せていたのではと思いました。
でも、怪我があったからこそ自分を見つめ直すことができましたし、もしあのまま出続けていればもっと長期離脱していたかもしれないので、もっと体を強くして試合に出続けて、なおかつ結果を残せるようしっかりコンディションを整えてレベルアップしていきたいと思います。
記者:
自分を見つめ直すという話がありましたが、どのような点でしょうか?
茂木選手:
前半の打撃での攻められ方だったり、守備での課題だったり、体の使い方・コンディションの維持の方法、どうして肘を痛めてしまったのかなど、いろいろ考えながら二軍では過ごしていました。
記者:
何かヒントは見つかりましたか?
茂木選手:
正解かはわからないですが、体のケアや、準備の段階でもう少しできたのではないかということは多くありました。
記者:
自分が一番変わったところはどういうところでしょうか?
茂木選手:
目に見えて変わったところは長打力で、昨シーズンより打球を遠くに飛ばすことができたのではないかと思いますが、守備の面やチャンスの場面で守りに入ってしまうというか、最後の最後まで攻めることを突き通すことができなかったのが、この結果に繋がっているのではないかと思います。
記者:
今シーズン、打席で何か変えたところはありますか?
茂木選手:
まずはタイミングをしっかり取ることを意識してキャンプから取り組んでいて、その中で自分のスイングができるように練習してきた成果がこの長打力に繋がっていると思うのですが、強く振ろうとする分、タイミングが合わなかった時でも無茶振りをしてしまうことも多くあったので、そういうことが少なくなってくれば、もう少し打率も残しながら長打を打てるのではないかと思っています。
記者:
今後に向けての課題は何でしょうか?
茂木選手:
まずは143試合戦い抜けなかったので、来シーズンに向けては体作りも、気持ちの面も充実した状態でキャンプからシーズン終了までいいコンディションを維持してプレーしていきたいと思います。
記者:
いよいよクライマックスシリーズですが、どのような気持ちでどのようなプレーをしていきたいでしょうか?
茂木選手:
まずはクライマックスシリーズに出られるという緊張感を持ち、プレーできることに感謝の気持ちを持って、僕たちは3位で失うものは何もないので、相手に挑戦する気持ちを持って、その中で自分が何ができるのか確かめたいという気持ちと、負けられない戦いの中で、いかに攻めていけるか、楽しんでプレーできるかというのは僕の中ですごく課題にしているというか、どんなプレーができるんだろうという期待の気持ちを持ってクライマックシリーズに臨めたらなと思っています。
記者:
自分の仕事という点ではいかがでしょうか?
茂木選手:
打順は言われていないですが、与えられた打順で、僕の持ち味である初球から甘い球を振っていく、強く打つということを打席の中でやっていければなと思っています。
記者:
初戦は埼玉西武戦で、菊池雄星選手の登板も予想されますが、どのようなイメージでこの短期決戦を戦っていきますか?
茂木選手:
昨シーズン途中からやられ続けているので、なんとか違った結果を出していきたいなと思っています。その中でもやることは変わらないと思うので、勝ちたいという気持ちを前面に出せるように楽しんでプレーしたいです。
記者:
最後に意気込みをお願いします。
茂木選手:
負けられない戦いが続きますが、挑戦者なので、思い切ってミスを恐れず、楽しんで、勝ちにこだわってプレーしていきたいです。

楽天イーグルス 成績表

2017試合結果 2017順位表 2017投手成績 2017打撃成績

試合数 勝率 順位
2005 136 38 97 1 .281 6位
2006 136 47 85 4 .356 6位
2007 144 67 75 2 .472 4位
2008 144 65 76 3 .461 5位
2009 144 77 66 1 .538 2位
2010 144 62 79 3 .440 6位
2011 144 66 71 7 .482 5位
2012 144 67 67 10 .500 4位
2013 144 82 59 3 .582 1位
2014 144 64 80 0 .444 6位
2015 143 57 83 3 .407 6位
2016 143 62 78 3 .443 5位
2017 143 77 63 3 550 3位
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