2016/10/06 (木)
チーム

【2016シーズン終了】選手からのコメント

10月5日(水)の最終戦を以って、楽天イーグルスの2016シーズンが終了しました。

梨田昌孝監督・嶋基宏選手・銀次選手・則本昂大選手・松井裕樹選手・茂木栄五郎選手の試合後のコメントをご紹介します。

チームは、 62勝78敗3分の成績でパ・リーグ5位。

3年連続Bクラスという悔しさを糧に、来シーズン飛躍を目指してまいります。

1年間、最後まで熱い声援をありがとうございました。

試合数 勝率 順位
2005 136 38 97 1 .281 6位
2006 136 47 85 4 .356 6位
2007 144 67 75 2 .472 4位
2008 144 65 76 3 .461 5位
2009 144 77 66 1 .538 2位
2010 144 62 79 3 .440 6位
2011 144 66 71 7 .482 5位
2012 144 67 67 10 .500 4位
2013 144 82 59 3 .582 1位
2014 144 64 80 0 .444 6位
2015 143 57 83 3 .407 6位
2016 143 62 78 3 .443 5位

梨田昌孝監督 コメント

記者:2016シーズンの総括をお願いします。

梨田監督:開幕はわりといいスタートを前半切れたのですが、5月のロッテ戦、千葉でのゲームで2試合続けてのサヨナラ負けをして、あそこでちょっと精魂尽き果てたようなところがあって。
そういう過去をずっと引きずりながら来てしまいったところがありましたね。
8月には外国人選手が、7月の後半くらいからメンバーが戦力として揃ってきて、破壊力というか、少しくらいリードをされていても何とかなるという、そこでようやく投手陣と攻撃陣のバランスがちょっと取れたのかなと感じていました。
9月に入って、また少し低迷をしまして、トータル的に負けてしまったのですが、そのような中、後半に則本選手があまり勝てなかったというのが、体に関しては問題なかったのですが、ちょっと中5日というところで無理をさせてしまって。
反省しています。
今シーズン最後の登板では球数制限というテーマを持って投げさせたところ、いいピッチングをしてくれましたし、そういったものが来季につながれば。
やはりチームのエースとして投手陣をを引っ張っていって欲しいですね。

記者:2016年の投手陣はどのように見ていたでしょうか?

梨田監督:先発ピッチャーは数はいるんですけど、5回か6回で代わるという、ブルペンに負担をかけてしまうところがありました。
外国人選手の先発投手がなかなか定着しなかったことが、そのあたり、影響したところはあると思います。
それにしてもミコライオがシーズン途中から戦力になってくれたということで、苦しい時もありましたけど、ある程度、金刃、福山、ミコライオ、そして松井という形にはできたのかなと思います。
それでも、チーム防御率が4点台ということで、決して良いとは言えないですね。

記者:打線を総括していかがでしょうか?

梨田監督:前半、アマダーの故障があって、そのような中、ウィーラーが一人で頑張ってくれました。
マークが集中してしまい、少し可哀想なことをさせてしまいました。
8月になると、アマダー、ペゲーロ、ペレスといった外国人選手の競争が生まれてきて、非常に点を取れるけど、その分、小さなことに多少目をつぶる必要はありましたね。

記者:新戦力はいかがでしたか?

梨田監督:茂木のバッティングをなんとか活かしたく、ショートのポジションのレギュラーがいなかったので、何とか真喜志コーチにお願いをして鍛えてくれと。
開幕前には早くから藤田選手には茂木にショートを守らせるからいろいろ教えてやってくれと。
そういった感じで茂木がレギュラー的な存在になってくれて、キャッチャーは足立が、嶋の故障中にチームを救ってくれましたし、今も勉強中ですけど。
前半戦はオコエもいましたし、そういうルーキーがだいぶいい刺激になったと思います。

記者:2017シーズンはレギュラー争いがさらに厳しくなるのでは?

梨田監督:まだまだドラフトもありますし、秋季キャンプもありますからね。
相当努力していかないとレギュラーポジションは取れないですし、とにかく努力をしていかないと。
激しい競争をさせたいです。

記者:チームを強くするための最優先課題は?

梨田監督:自分の殻というか、「これしかできない」というリミットを儲けてしまっている人もいますよね。
まだまだいろんなことができると。
走塁にしても守備にしてもね。
そういう殻を破って欲しいなと思います。

記者:期待している選手は?

梨田監督:1年見てきて性格的に、プレッシャーに弱い人、また、技術的なものもありますけど、選手たちをじっくり見てきました。 それを来季に活かせたらいいなと思います。

嶋基宏選手 コメント

記者:今シーズンを振り返っていかがでしょうか?

嶋:やはり、チームのこともそうですけど、途中怪我をして2ヶ月チームから離れたということが、一番悔いが残りますね。

記者:個人としては出場数はキャリアで一番少なかったのですが、チームへの思いが強かった分、後悔が強いですか?

嶋:怪我はつき物のポジションとはいえ、昨年も怪我で1ヶ月以上離れましたし、今年こそはということで、監督も梨田監督に代わられて、心機一転という中でまた1ヶ月離れましたので本当に悔いが残りますね。

記者:怪我があった中で、さらに今シーズンはマスクを譲るということもありましたが、どのように感じていたのでしょうか?

嶋:僕が決めることとではないので、試合に出る時は自分のできることを精一杯やる。それだけです。
チームが勝ってCSに行って、優勝争いするために、チームに貢献したいという思いでいつもやっているだけなので、そこまで深くは考えてはいないです。

記者:投手陣、なかなか先発投手に勝ちが付かなかったシーズンだったと思うのですが?

嶋:勝ちは付かなかったですけど、しっかりゲームを作ってくれる試合がすごく多かったですし、試合をしっかり作るというのが、僕は先発の役割だと思っているので。
その中で勝ち星は打線との運もありますし、相手ピッチャーとの兼ね合いもあります。
勝ち星というよりは常にピッチャーには6回、7回投げて、しっかりゲームを作っていくことを話してますので勝ち星が付くに越したことはないですけど、僕は正直そこにこだわりはないです。

記者:昨年よりも前進が見られたということですか?

嶋:そう僕は思っています。
昨シーズンはどちらかと言えば前半にやられて、なかなか追いつけない、反撃する気持ちがなくなってしまうゲームがありました。
そういったゲームが今年は少なく、中盤終盤まで競っていけるゲームが今年は多かったので、そこで粘り勝っていけば、上には行けるのではと思うので、先発陣は若いピッチャーが多いですけど、よく粘って投げてくれたなと思います。

記者:則本選手の1年間はどう見ていましたか?

嶋:正直、非常に苦しかったと思います。
球数がどうしても増えて、毎回130、140球近く投げさせてしまいましたし、打線も則本が投げている時になかなか援護できない試合が多かったです。
孤軍奮闘させて一人ぼっちにさせてしまったな、というところがありましたね。
苦しいシーズンを送らせてしまいましたね。

記者:則本選手の来季につながるところは?

嶋:いつも5回、6回で100球くらいまでいってしまっていたので、7回、8回で100球で終われるように、バッテリーとして、キャッチャーとして考えなければならないと思っています。
エースというのは貯金が7、8個、多いピッチャーは10個近くあるので、そういった意味では今年も貯金0だったので何とか貯金を協力して作っていかないといけないなと思っています。

記者:投手陣を引っ張るうえで、嶋選手が心掛けていたこと、そして、それがどの程度できましたか?

嶋:バッテリーとしてはやはり1点差ゲーム、接戦に強くいきたいなと。
どのチームもそうだと思うのですけど、終盤にひっくり返される試合、1点差で負けてしまう試合が多かったので、確実に勝てる試合をしっかり勝っていかないと上位にはいけないと思いますのでそこが来季への課題だと思います。

記者:嶋選手にとってのベストシーン、印象的なワンシーンありますか?

嶋:ベストシーンというか、チーム全体としては外国人が入ってくるまでは長打がなかなか出なかったので、みんなでつないで小技を絡めて、楽天はそういう戦いをしていかないと上にはいけないと思います。
チームとしてもバントミス、走塁ミスも多かったですし、守備側としてもイージーなミスも多かったので、 そういったところを直していかないと、日本ハム、ソフトバンク、ロッテとAクラスにいるチームをなかなか越してはいけないなとシーズン通して思いました。

記者:基本の難しさを感じたシーズンでしたか?

嶋:練習ではできていると思うのですけど、試合でできてこそプロだと思うので。
そういうことを当たり前にやっていかないと上にはいけないと思います。

記者:梨田監督というおおらかな監督に代わられて選手がしっかりしないとズルズルいってしまうと心配していたと思います。
キャプテンとしてチーム全体の意識としてはどのように感じていましたか?

嶋:心配していた通りだったと思います。
監督は直接怒ったり怒鳴ったりする方ではないので、選手一人ひとりが自覚を持ってやらなければらないと、シーズン前から思っていたのですけど、どうしてもそこに甘えてしまって、同じミスを繰り返して。
バッテリーとしても同じミス、何回も同じバッターにやられたり、厳しくいけなかったり、と同じことの繰り返しだったのでその通りになってしまったと思います。

記者:チームが浮上するにはどんなことが必要ですか?

嶋:ミスをしないというのは当たり前ですが、勝ちゲームをしっかり拾っていく、接戦に強いチームで粘り勝っていくのが楽天の野球だと思うので、そういうところをやっていかないと上位3チームには入っていけないと思います。

記者:ファンの方への思いと、来年どのような姿を見せたいですか?

嶋:ファンの方々が沢山来ていただいているのは、選手というよりも球団の方々の協力があってのことなので、そこに感謝しなければならないですし、こうやって最下位争いをしている中でも満員になっていることに逆に甘えてしまってはいけないですし、これがいつまでも続くと思うことも駄目だと思うので、勝ってファンの方々に喜んでいただけるようにやっていきたいです。

銀次選手 コメント

記者:2016シーズンを振り返ってみていかがでしょうか?

銀次:誰もが納得いかない結果だったと思います。順位もそうですし個人的な成績としても最低な年だったのかなと思います。

記者:今年は選手会長としてどのような気持ちでシーズンに臨みましたか?

銀次:チームを引っ張っていこうという気持ちは強く持っていました。

記者:シーズンの最初は監督の意図として打順が2番というのがありましたが。

銀次:やることは特に変わらないですね。打つ時はちゃんと打つし、送る時は送るし。でも自分は今年は機能できなかったなと思います。

記者:前半戦でなかなか結果が出せずに苦しんだと思いますがその原因は今思うとどういったところにありましたか?

銀次:ヒットを出そうと打ちにいくと、バットをボールになんとか当てようとして身体の動きが小さくなってしまいます。今となってはそこが一番の原因だと思っています。

記者:そのあと調子を上げて7月は打率.361という結果を残しています。

銀次:バッティングのイメージを改めてつかむことが沢山できたのは、自分にとって良い年になったと思います。

記者:改めてつかんだイメージや方法を教えていただけますか?

銀次:教えたらみんなのバッティングが良くなってしまうので(笑)。
ひとつだけ教えるなら、身体をなるべく大きくつかって打つイメージですね。

記者:イメージをつかむきっかけになったエピソードなどありますか?

銀次:ファームにいる間の平石二軍監督との会話が大きいですね。
「バッティングの良い時はもっとこうだったよ、こうやったらいいんじゃないか」とか色々言ってくださって、調子を取り戻して一軍に上がることができました。

記者:フォアボールでの出塁も多くなってきていますね。出塁率は意識していますか?

銀次:フォアボールを取ろうとは思っていないので自分では特に意識はしていないですね。

記者:今シーズン、一番印象に残っている試合はどの試合ですか?

銀次:サヨナラヒットを打った夏の試合ですね。(8月2日 オリックス戦)
ただ、ランナーの阿部に皆が集中してしまって、自分のところにはあまり来てくれなかったです(笑)。

記者:岩手県の岩泉町は台風で大きな被害がありましたが、現地に足を運ばれた時はどのような心境でしたか?

銀次:小さな頃からプレーしていた球場が、水害で使えない状態になってしまってとても悲しい気持ちになりました。道路も崩れてしまっていて、寂しかったですね。球団からも支援を続けていくと話を聞いているので自分もどんどん足を運んだりできればと思っています。

記者:今回の災害で傷を負った人々のために、という気持ちも来シーズンに向けて持っていらっしゃいますか?

銀次:それは勿論ありますね。東北の震災のことも忘れず、プレーしていきたいと思います。

記者:最後に来シーズンに向けた意気込みをお願いします。

銀次:今年は若い選手が試合に出るようになり、結果も残しているので、若い力が少しずつ育ってきているのかなと思います。来シーズンは自分も結果を残したいし、この秋からしっかり鍛えて若い選手とともに良い試合をしたいですね。梨田監督を喜ばせて、胴上げできるように頑張ります。

則本昂大選手 コメント

記者:ホーム最終戦、則本選手にも勝ちが付き、良い形で締めくくれたと思います。感想をお願いします。

則本:2年連続、ホーム最終戦で投げることができました。今日は良い形で終わることができて良かったです。

記者:勝率は11勝11敗と五分五分でした。ご自身のピッチングは振り返ってどうでしょう?

則本:前半戦はある程度自分の中でも手応えのある投球ができました。後半戦はチームが良い状態でも勝ちきることができませんでした。波に乗れず申し訳ないです。
勝ちきれなかったことがBクラスで終わってしまった原因かと思います。悔しいシーズンでした。

記者:ご自身でも振り返ってみて、後半戦、なかなか勝ち星が付かないと仰っていました。具体的にご自身のピッチングを分析してみていかがでしょうか?

則本:疲れが貯まっていました。その疲れに気付いていなかったことが一番の問題だと思います。

記者:一方で前半戦は順調に勝ち星を積み重ねてきた中で、今シーズン、春季キャンプからご自身の理想のピッチングを掲げて臨まれたシーズンだったと思います。前半戦はいかがでしょうか。

則本:そうですね、チームを勝利に導けるようなピッチングができていたと思います。それを一年間通してやるという課題が見つかったので、来年はもう少しレベルアップした自分を見せられるようになりたいです。

記者:色々あった中でも、3年連続の奪三振王が決定しました。記録に対してはどうお考えでしょうか?

則本:タイトルを取ることができたのは個人としては凄く嬉しいですが、三振がチームの勝ちに直接繋がる訳ではありません。貯金も全く作れなかったので、そういう点を踏まえて投球内容を見直して、自分のピッチングを改善していかないといけないと思います。

記者:今シーズンを振り返ってみて、一番印象に残っている試合はありますか?

則本:10月2日(日)の最終戦は、登板前から100球前後と話していたので、球数を考えながらピッチングをして、0で抑えて帰ってくることができました。これまで無かったことができたので、来シーズン、この良い経験を活かしたいと思います。

記者:来シーズンへ向けての一言をお願いいたします。

則本:今シーズン、最下位は免れることができましたが、3年連続Bクラスで終わってしまったので、来シーズンは何としてもAクラスに残って優勝争いをしたいです。

松井裕樹選手 コメント

記者:2016シーズンを振り返っていかがでしょうか?

松井裕:個人的なところでいけば昨シーズンの数字を上回れていないので、一言でいえば悔しいシーズンでした。

記者:どういったところがうまくいかなったですか?

松井裕:キャンプから調整がうまくいかず、つまづいてしまって、投げ込み不足でフォームを固めることができなくて、ストライク、ボールがはっきりしてしまいました。
決め球のチェンジアップも低く決まらず、安定感という意味で信頼を欠いたと思います。

記者:8月には月間MVPを獲得し、後半にかけてはいかがでしたか?

松井裕:4月、5月に悪いながらも継続して投げ込んだり、トレーニングを継続した結果、夏頃に真っ直ぐでファールを取ったり、チェンジアップで空振りを取れたり、という自分の形ができてきました。

記者:この2年間、抑えを経験してみていかがでしょうか?

松井裕:昨年は先発と思って自主トレを重ねて、キャンプに入ってからのリリーフだったので、準備がなかったですが、今年は1年間抑えをやるという気持ちで、準備があるなかで自主トレを進めてきて、そこでのキャンプでのつまづきだったので、責任とか、覚悟とかできていたつもりなので、キャンプでつまづいてしまったことは納得いかなったです。

記者:研究されたというよりは、自分のピッチングができなっかたシーズンということでしょうか?

松井裕:チェンジアップが高めにいくことで、高ければストレートのタイミングできて打たれてしまうので、その辺の甘さが出たかなと思います。

記者:自分のピッチングを研究したうえで、来シーズン、どのような形で活かしていきたいですか?

松井裕:まずは怪我なくが一番だと思いますので、フォームを固めていけば一年間良い成績を残していける自信がありますし、首脳陣の信頼をもらえるように、まだキャンプまで時間がありますのでトレーニングを続けていきたいです。

記者:今シーズン登板した中での、印象に残っているゲームは?

松井裕:そんなに良いと思えるものがなかったですが、手応えがあったというか、感覚を戻せたのが交流戦明けのソフトバンク戦です。
自分の中でフォームの感覚を取り戻して、チェンジアップで三振を取れてきたので、昨年の良い感じに戻ってきたターニングポイントになった試合でした。

記者:選手の支えでいうと、どの選手になりますか?

松井裕:選手ではないですが、5月に小山コーチが1軍に来られて、サヨナラ負けが続いた時にチームの雰囲気が良くなかったので、そういった雰囲気を変えてくれたのが小山コーチだったので感謝しています。

記者:来シーズンへの意気込みとファンにメッセージををお願いします。

松井裕:まずは2月1日に全力でブルペンで投げれるよう、万全の準備をして、キャンプに臨みたいと思います。
そして1年間応援ありがとうございました。期待に応えることができず、Bクラスという結果で終わってしまいました。
来年は一生懸命練習をして、最低限でもAクラスに入って、優勝を目指して頑張ります!

茂木栄五郎選手 コメント

記者:ルーキーイヤーということで何もかもがプロでは初めてでしたが、1年を振り返っていかがですか?

茂木:開幕当初からショートで、ここまで試合に使ってもらえるとも思っていませんでしたので、スタメンで使ってもらえて、まずは感謝の気持ちがあります。

記者:大学までショートの経験がない中で、プロに入ってショートとしてプレーして、振り返っていかがでしょうか?

茂木:元々はサードでしたので、まずは今江さんに勝って試合に出るという気持ちでスタートしました。
その中でいろいろなポジションで適性を見られて、出られる可能性のあったショートのポジションで、長い目で見てもらい使ってもらえたので感謝しています。

記者:大先輩の松井稼頭央選手を後ろから見て勉強されていると聞いていましたが。

茂木:稼頭央さんがショートの守備練習に入ってくれる事があり、後ろで見させていただく機会が多くありました。
一歩目の速さや、ボールへの入り方であったり、全ての面で今の自分と比べて差をすごく感じましたので、稼頭央さんを見て勉強をしていきたいです。

記者:打撃面の数字に対してはいかがですか?

茂木:1年目の選手として見てくださることが多いので、そういう意味では、まずまずの結果かなと思います。
ですが、僕の中で試合に出してもらえるレベルとして考えるのであれば、もっといい結果を残さなければならないと考えていますので、まだまだだと感じています。

記者:プロのピッチャーはどうでしたか?

茂木:1軍のピッチャーはコントロール、キレも良く、ストレートに強さもあるので簡単に打てる球ではなかったと感じました。

記者:プロのピッチャーのコントロールはいかがでしたか?

茂木:追い込まれてから失投がくることはほとんどないので追い込まれる前に勝負しないといけないと感じました。
それでも、追い込まれることは絶対あるので、3割を打てるバッターとの違いは、追い込まれてからの打撃だと考えています。
追い込まれてからの打撃も意識して、今後の試合や練習で取り組んでいきたいと思ってます。

記者:今シーズンを振り返っていかがでしょう。

茂木:プロ野球界を代表する選手になりたいと思って入団してからの、1年目のシーズン。
苦しい思い出もたくさんあったけれど、だからこそ今後の大きな糧になると思います。
ここまで使ってくださった首脳陣の方に感謝していますし、2年後3年後、10年後に今年1年を振り返ってあの時があったからここまで来られたと思えるようにこれからも頑張らなくてはと思います。
1年目でまさかここまで使ってもらえるとも思っていなかったですけど、誰もができる経験ではないですし、自分にとって次に繋がる大きな1年になりました。

記者:秋季キャンプ、来年の春季キャンプに向けて意気込みをお願いします。

茂木:今シーズンはこれだけ使ってもらい、満足いく結果ではなかったですが、良い経験をさせていただきましたので、次につなげていかなければならないと思っています。
秋、春の練習で、良い先輩がたくさんいますので、参考にして勉強し、一段階も二段階もレベルアップしていきたいです。

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