試合情報

楽天イーグルスはベイスターズ戦4連勝を飾り、貯金は球団史上最多の「5」。

1点を先制された直後の6回、楽天は高須の安打、リックの四球などで1死1･3塁とすると、フェルナンデスのタイムリーで同点。さらに代打･憲史が1号3ランを放ち、この回4点を奪い、すかさず逆転に成功した。

先発の岩隈は低めにボールを集め、打たせて取る投球。5回に失策、8回に不運な安打でそれぞれ1点を失うも、内野ゴロの山を築きベイスターズ打線を翻弄。9回には無死1･3塁のピンチを招くも、4番村田を併殺に取るなど最少失点でしのぎ98球で完投勝利。ハーラー独走の9勝目をマークした。

記者：今日のヒーローは、勝ち越しの3ランホームランを打った憲史選手です。見事な当たりでした！
憲史：そうですね、久しぶりに快心の当たりでした。

記者：あの場面、どのような気持ちで打席に向かったのでしょうか？
憲史：岩隈が一生懸命投げていたので、何とか追加点を取ろうと必死でした。

記者：今シーズン1号で、更に代打ホームランは2001年以来でした。
憲史：そうですね、気持ちよかったですね。

記者：これでチームは貯金５になりました。
憲史：そうですね、これからもどんどん貯金を増やしていけるように頑張ります。

記者：それでは、ファンの皆さんへメッセージをよろしくお願いします。
憲史：明日からも頑張りますので、応援よろしくお願いします！

野村：(記者に逆質問)　岩隈はどうだった～？
記者：良くなかったですね・・・。
野村：ストレートが今一つだったね。良い時はもっと走るんだけど。"名前"で完投した。

横浜は岩隈がエースだと言う視点で采配をしている。相川に送りバントをさせたところとか、連打が難しいと思って、1点を取りに行ったんじゃないの？相手に認知してもらうのがエースの条件、品格。

記者：また"品格"って言いますね？(笑)
野村：今日はあんまり言わないよ(苦笑)。エースとはどう言うものかを勉強して欲しい。

記者：9回の続投に関しては？
野村：あと1イニングだからビシっと3人で終わらないと、エースとしては物足りない。球数は100球行っていないだろ？

記者：貯金が「5」になりました。
野村：貯金はすぐ無くなるよ。100億くらい貯めたいな(笑)。

記者：スタメン復帰の高須選手がタイムリーなどを打ちました。
野村：休養十分。本人はどう思っているか知らんが、大学出の選手達の活躍が刺激になっているんじゃないの？しっかりしないと、レギュラーを奪われる。そこまでの危機感は無いかな？

記者：憲史選手のホームランについて。
野村：ビックリするな、打球の行方を見失ったよ(笑)。何か良い当たりしたなぁ～、って思った(笑)

記者：6回に憲史選手を投入する事は決断がいる事だったのでは？
野村：今日は選手にもハッパかけたんだ。連敗は出来ない、って。オーダーに負けた。試合にも負けたらダブルパンチ・・・。対左のオーダーを組んだら、相手は右投手だった。相手の策略か？気持ち良いだろうなぁ～。中島はチャンスで何とかできないな～。顔を忘れてしまうぞ(報道陣笑)。

控えの選手の準備と言うか、そう言うのができるようになってきた。憲史はフォークの後の真っ直ぐをガーンって。憲史は積極的に打つバッターだけど、一球目を見送ったところに謎がある。相川も騙された訳じゃないだろうが。憲史も不器用な選手、あぁ言う読みをして行ければね。代打は大変、一発勝負だからね。ホームランのご褒美で左相手に出したくなるよ。

記者：憲史に代打出したところで、左投手を出されたら困ったんじゃないですか？
野村：それまで1点に抑えていたピッチャーを代えるのは勇気がいるよ？大変な決断だ。代えたら、ピッチャーが腐ってしまう。ピッチャーを代えるよりも、憲史をどう攻めるかをアドバイスする方が良い。まぁ、よその事を言うのは・・・、フン(笑)。口は災いの元だな。

記者：岩隈投手はストレートが走っていない分、シュートでゴロを打たせていましたね。
野村：シュートとフォークだ。

記者：藤井が考えたんですかね？
野村：まー、100点満点じゃないけど。ベンチで嶋とも野球教室をやっていたんだけど、両捕手ともインコースの使い方が下手。村田には最初インコースを見せたから、それが一日中効いた。
吉村のツーベース、あれは間違いだ。１球目のインコースは悪くないんだけど、ホームランバッターへの初球インコースはボール球でないといけない、ストライクはダメ。ホームランを打たれても仕方ない。内川のライト前ヒットに関しては、フォークを続けて空振りしてんだから、それを活かしていけば「上手い！」ってなるんだが、やはり下手だ・・・。